とりあえず
今週のお題「読書の秋」
しばらく放置したものの、病院の待ち時間が長いので書いてみる。食べ物はもっぱら旦那が取り寄せては食べているのでそれはおいおい。
読書への憧れは尽きない。趣味は?と聞かれて読書ですと後ろ暗いことなく答えてみたい。
読書しそうと言われることもままある。ところがほぼ読まない。
バイトもしなかった学生時代に本代をケチっていたからだと思っていたが図書館で借りても手を付けず、返却期限を過ぎてから返す有様。
そんな私だが夢中になって読んだ本くらいはある。
十二国記シリーズだ。
世代がバレるがアニメ化などされた時からうっすらタイトルだけは聞いたことがあった。
それから過ぎること5、6年。その当時から読書『家』への憧れを燻らせていた私はとりあえず有名な小説から行ってみようと京極夏彦を読んでいた頃だった。当時出ていた百鬼夜行シリーズの「陰摩羅鬼の瑕」まで読んだ私は彷徨っていた。ふらふら。
ちなみにやはりというか推しは榎木津礼二郎である。かっこいい。
百鬼夜行シリーズをファンタジーと言っていいのか私には判別がつかないが、ファンタジー小説繋がりでなんか有名なの読もうと、失礼ながらあまり期待せずに手に取ったのが、十二国記シリーズ「月の影 影の海 上巻」だった
正直、この1冊を夢中になって読んだというほど私は感性が鋭くはないし、憂鬱な展開に強いわけではない。中断すらした。重い目を引きずってなんとか読み切って次の下巻になんとか進んだ。進んで良かった。読んだ人はわかると思う。ネズミが出てくる。
そして読み終えてハマった。この、逆ジェットコースター感のある読後感。
読書家ではない私は、この感じが小野不由美先生のナチュラルなのかよく知らん。ただ最新作でもそうだったが、書籍を手に取って読んでいて、「あれあともうこれしかページないけどどうするの。解決する?もしやしない?」とハラハラするくらいギリギリまでこう、どん底に進んでいく。そして大体ブチ上がる。たまらん
確かにちょっと前の作品という印象はある。しかし最新作は2019年である。まだまだ続くと信じてる。ぜひお勧めしたい。名言も驚くほど出てくる。
シリーズの中でも個人的お勧めなのは「風の万里 黎明の空」。
重要人物山ほど出てくる。私の推しも出てくる。あと前述のブチ上げシーンが大好き。約束されたどんでん返し。
まあこれは過去の話なので今本を読んでいるかと言われたら正直にいうなら
読んでいない!!!